赤道儀用計算

赤道儀用計算

赤道儀の構造はウォーム歯車を使いモーターで駆動させます。
モーターは細かく位置決めが出来るステッピングモーターを使います。
モーターの種類が決まりましたが、どの大きさのモーターにするかそのモーターを使ったとき歯車の組み合わせはどうするのかと言う問題が出てきますのである程度計算しておく必要があります。
画像に計算を書いていますが、これが決定では無く歯車は変更になる可能性もありますが、これによりおおよその性能がわかります。
恒星時とは星の動いている時計のことです、地球が1回転すると24時間で1日ですが星は地球が太陽を公転している分もあるので専用の時間があります。
周波数とは1秒間にどの程度のスピードでモータを動かすかと言う数値です、この場合1秒間に3.86パルス動かします。
最終軸トルクとは
赤径軸にどれくらい力があるかと言うことです、今は単位がN(ニュートン)ですがおっさんな自分はKgのほうが分かりやすいので変換してあります。
実際は歯車の効率などでこの数値より少なくなりますがこれくらい有れば十分ではないでしょうか、これでモーターの大きさも決まりました。

ちなみにこの計算は無償版PTC Mathcad Expressで書いています。
EXCELでも良いのですが、見た目も良くとても使いやすいです、間違いやすい単位変換も簡単です、グラフも描けます。
無償なのでインストールしておいても損はないと思います。

無償版PTC Mathcad Express